十二獣真竜皇について
今回は十二獣真竜皇について書いていきます。
1.このデッキの強み、弱み
2.使用したデッキの紹介、採用カードのポイント
3.主な展開パターン
4.来期に向けて
1.強み、弱み
このデッキの強みはもちろんVFDでの制圧力とそのワンキル性能、そして攻め手の多さです。
VFDは制圧力があるだけでは無く相手モンスターを真竜皇の破壊対象にすることができ、自分のターンに相手の手札誘発を発動させなくすることができます。なので後手で相手にGを打たれても真竜皇の動きから入り、最速でVFDを出して光宣言をすれば幽鬼うさぎなどをケアしつつ、前のモンスターを破壊しワンキルが可能になります。
次に攻め手の多さ
単純に十二獣の動き+真竜皇の動き+ドラゴニックDがあります
十二獣を1枚でも持っている+真竜皇の動きが可能orドラゴニックDがある場合先手ではどの十二獣を持っていてもモルモ展開に繋げられ、後手であればラムをサーチするだけで十二獣の動きを1度妨害されてももう1度十二獣の展開を望めます。
次に弱みはTwitterでも書いたのですが攻め手が多い分Gに弱いです。
なのでメインに灰流うららは確定で3枚になり構築も徐々に妨害を積むように変化してきました。
なので、基本的にはGは十二獣の動きでもらいましょう。それなら最速でドランシアで止まることができます。しかし、真竜皇から入ってしまうと相手にアドバンテージを取られ、こちらはリソースを失い止まることができなくなってしまいます。
しかし、例外として次元障壁を持っている場合は真竜皇から入るほうが有効でもあります。十二獣のリソースを保ちながら前面に高ステータスのモンスターを立てられマウントを取れるからです。
2.使用したデッキ内容
メインデッキ:41枚
EXデッキ :15枚
サイドデッキ:15枚
【モンスター】25
増殖するG ×3
幽鬼うさぎ ×2
灰流うらら ×3
十二獣ヴァイパー ×2
十二獣ラム ×2
十二獣モルモラット ×3
十二獣サラブレード ×1
真竜皇リトスアジムD ×3
真竜皇バハルストスF ×3
真竜凰マリアムネ ×3
【魔法】13
ドラゴニックD ×3
テラ・フォーミング ×3
十二獣の会局 ×3
炎舞-「天璣」 ×1
我が身を盾に ×2
強欲で貪欲な壺 ×1
【罠】3
真竜皇の復活 ×1
次元障壁 ×2
【エクストラ】15
十二獣ドランシア ×2
十二獣ブルホーン ×2
十二獣ワイルドボウ ×1
十二獣タイグリス ×2
十二獣ライカ ×2
十二獣ハマーコング ×1
深淵に潜む者 ×1
ダイガスタ・エメラル ×2
真竜皇V.F.D. ×2
【サイドデッキ】 15
粘糸壊獣クモグス ×1
海亀壊獣ガメシエル ×1
雷撃壊獣サンダー・ザ・キング ×1
ブラック・ホール ×1
コズミック・サイクロン ×2
ツインツイスター ×1
妨げられた壊獣の眠り ×2
ハーピィの羽根帚 ×1
死者蘇生 ×1
醒めない悪夢 ×3
王宮の勅命 ×1
まず、十二獣の枚数
最低限の必要枚数だと思っています。
サラブレードは混ぜもの特有の噛み合わないハンドをドローで解決してくれる為最低限1は必須。
ヴァイパーはマスターPを越えるために2枚サーチする必要がある為2枚。
ラムは他のどの十二獣の混ぜものより強く使える為2回サーチすることが非常に多く素引きもしたい為2枚
次に真竜皇の枚数
アグニマズド=V、バハルストス=F、リトスアジム=D で略称します
V不採用の理由は真竜皇を触った人ならわかると思うのですが、どの真竜皇と一緒に持っていても展開できない為不採用です。もっとも強いFと一緒に持っていたとしても十二獣の展開でわざわざ炎属性を用意しないと動けないので弱いです。
F、Dはこのデッキの要なので3枚確定。展開パターンは下記で説明します。
マリアムネ3枚。これにかんしては減らす候補ではあります。何故ならドラゴニックDとモルモ展開が通る前提でないと噛み合わない為です。
ただ今回はドラゴニックDのパワーに頼り、先攻での安定を重視した為3枚で使用しました。
サイドデッキに関して
よくTwitterでサイド後後攻で怪獣などを入れたいがどこをチェンジしたらいいかわからない。と質問が多かったので書いていきます
主にサイドデッキは後攻を意識
チェンジするカードは真竜皇ギミック、魔封じに弱いカードが対象です。
あとは、サイド後後攻でドラゴニックDが通ることはあまり考えないほうがいいと思っています。なのでドラゴニックDとの噛み合いが強いマリアムネ1、真竜皇の復活は抜く対象になります。
あとは魔封じを入れられた際に弱いテラフォ、天キ、我が身などは抜きます。
3.主な展開パターン
十二獣の展開パターンをまずしっかり覚えましょう。そこから+αで持っている真竜皇の種類、ドラゴニックDの有無で展開の初動を変えたりして幽鬼うさぎや灰流うららなどをチェックしつつ動けてようやく展開がしっかりできていると言えるでしょう
例えばラム+ドラゴニックDを持っている場合。
ラム→ブルef ここでうさぎチェック
無ければモルモ、あればラム
次にライカefでラム蘇生 ここでうさぎのチェック+Gのチェック
次にドラゴニックDでモルモを割って真竜皇を回収。
このような流れでワンアクションごとに誘発をチェックしにいきましょう。
真竜皇の展開パターン
真竜皇の展開をする場合まず覚えなきゃいけないことはFがもっとも強いことです。なので一番最初にサーチする真竜皇はFです。FがサーチできればVFDまでリーチがかかったような状態なのでモルモ展開からエメラルのドロー、会局→サラブレからのドローなどで噛み合わせていきましょう。
主なVFDがでるパターンです
F+D+12
F+F+12
F+マリアムネ+モルモ
F+12+ドラゴニックD
D+D+マリアムネ
D+ドラゴニックD+12
F+ドラゴニックD+12
マリアムネ+ドラゴニックD+12
これらの組み合わせを揃えられるよう十二獣の展開でより多くドローできる選択をしましょう。
なので、よく出来る盤面は
ドランシア、エメラル、エメラル、VFDです。
上手く回せれば+ラムを置くこともできるし、エメラル2枚目が無くてもパーツが揃う場合はドランシア、エメラル、VFD、ラムの盤面をよく作ります。
展開した後全体除去が無ければ相手は基本多く伏せを用意するor投了になります
多く伏せを用意したの場合
VFD、エメラルが残ればまず障壁を確認しにいき次にFを用意します
そしてVFDで水宣言からFの効果で伏せを飛ばしてワンキルを目指しましょう。Fの効果は召喚成功時の効果ではなく、手札発動の効果なので激流葬など怖がらず強気で攻められます。
4.来期に向けて
正直今のところ十二獣がどう規制されるかもわからず、新しいルールもしっかりと把握はできて無いのでなんとも言えないですがこの先VFDが強くなることは間違いありません
エクストラデッキから出せるモンスターが制限されるのであればより強力なモンスターを用意できるデッキが弱いわけがないのでたとえ十二獣が規制をくらったとしても真竜皇自体は潰れるテーマではないと思うので十分に未来投資していいデッキだと思います。
最後に
僕が真竜皇を使ってみようと思ってから初めは弱すぎる紙束だったのを調整に調整を重ねて意見を沢山出してくれた方が けーすけさんです@Keisuke_TCG とても感謝しています。
これから質問があったり気になることがあれば僕だけでなくけーすけさんも頼りになってくれると思います!
何か質問があればTwitter
しの@Strike1105
までよろしくお願いします。
長々とお付き合いしていただきありがとうございましたm(__)m