スパイラルについて
今回のブログは展開パターンなどについては書きません。
今回書こうと思うのは構築の細かいところや、Twitterでよく質問があったカードの強みや使い方、採用理由などについて書いていこうと思います。
1.現在の構築
2.メイン、サイド、エクストラ各カードの採用理由
3.現環境、今後について
・1 現在の構築
メインデッキ:40枚
EXデッキ :15枚
サイドデッキ:15枚
【モンスター】21
SPYRAL GEAR-ドローン ×3
SPYRAL-ジーニアス ×3
ドロール&ロックバード ×2
増殖するG ×2
灰流うらら ×3
SPYRAL-タフネス ×1
SPYRAL GEAR-ラスト・リゾート ×1
SPYRAL-ダンディ ×2
BF-朧影のゴウフウ ×1
亡龍の戦慄-デストルドー ×1
SPYRAL-グレース ×1
SPYRAL-ボルテックス ×1
【魔法】17
SPYRAL GEAR-ビッグ・レッド ×1
SPYRAL RESORT ×3
ワン・フォー・ワン ×1
機械複製術 ×3
盆回し ×3
テラ・フォーミング ×1
チキンレース ×1
竜の渓谷 ×1
二重召喚 ×2
増援 ×1
【罠】2
SPYRAL MISSION-救出 ×1
SPYRAL GEAR-マルチワイヤー ×1
【エクストラ】15
エンシェント・フェアリー・ドラゴン ×1
森羅の姫芽宮 ×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ ×1
リンクリボー ×1
SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス ×2
プロキシー・ドラゴン ×1
星杯戦士ニンギルス ×1
デコード・トーカー ×1
トライゲート・ウィザード ×1
電影の騎士ガイアセイバー ×1
ファイアウォール・ドラゴン ×2
コードトーカー×1
【サイドデッキ】 15
浮幽さくら ×3
ツインツイスター ×2
ハーピィの羽根箒×1
闇のデッキ破壊ウイルス ×2
激流葬 ×3
神の通告 ×2
邪竜星-ガイザー ×1
ブラックホール×1
9月16.17のCSで使った、Twitterに載っている構築から少し変更をしています。
18日のCSではこちらを使用しました。
主に変更した点はメインから「DDクロウ」を抜き、エクストラの「スターリング」を「ナイチンゲール」に変更したところ、あとはサイドデッキの「激流葬」を3枚にしたところです。
まず、メインの「DDクロウ」と「スターリング」を抜いた理由について
「スターリング」を使う場面は主に「ジーニアス」の絡んだ先攻展開がほとんどだと思います。
しかし、「スターリング」を使う展開でこのランク1の枠が「スターリング」で、「DDクロウ」をサーチしなくてはいけない理由は少なく、主には「先攻展開がこの札とこの札でここまでいけます」のようなTwitterでよく上がっている特定のカードのセットのみを使って展開するパターンに必要だったりはします。
しかし、実際の試合では他にも札があり、「ここでDDクロウがサーチできないとこれ以上展開ができない」という状況には1度もなっていません。
そして、「DDクロウ」をサーチできるという利点もスパイラルの先攻展開が成功しているならほとんどの場合、相手に返されることは無く、特に必要ではありません。
また、スパイラルミラーを含め、現環境に「DDクロウ」が非常に有効なデッキはほとんどいない為、素引きして嬉しいカードでは無いので抜くことになりました。
それに伴い「スターリング」が入っている理由も無いため抜きます。
しかし、先攻展開にはランク1が2枚は必要な為今回は「ナイチンゲール」を採用しました。
先攻展開自体には効果が関わる事が無いですが、試合全体で考えた際、スパイラルでは長い先攻展開や処理の回数の多さからET、EDに入ることが多いです。その為、ET、EDになった際に強力な効果を持っている「ナイチンゲール」を採用しました。
サイドの「激流葬」を3枚にした理由はスパイラルミラーで「警告、宣告」は先攻でしか入れられなく、ヒーローに対しても非常に有効とまでは言えない為、状況や相手を広く見れる「激流葬」のほうが重要だと思い、枚数を増やしました。
・2 メイン、サイド、エクストラ各カードの採用理由
必須枠のカードは省き、入れている人があまり多く無いカードなどについて書いていきます。
①メインの「タフネス 」
②「渓谷、デストルド」
③「ゴウフウ」
④エクストラカードの選び方
⑤サイドカード
①メインの「タフネス」について
サイドに入っている人を多く見ますが、僕はこのカードはメイン必須だと思っています。理由としてまず、弱い場面が少ないところです。
なぜなら、先攻でも「盆回し」スタートなら効果の使用ができる為、擬似的な「ドローン」の役割を果たす事ができます。例えば、「盆回し」スタート時「ダンディ+増援」でも「ダンディ+ドローン」と同じことができ、「ダンディ+リゾート」のハンドではドローンより優先して「タフネス」をサーチしてくることもあるからです。
理由としては「ダンディ」に打たれる「G」や成功時に打たれる「さくら」のケアで、どちらを打たれるにしても「バグースカ」を出すことにより最低限の妨害を用意できるメリットは大きいです。
次に、後手での万能さ
先攻での強みは上記になりますが、後手に関しては擬似ドローンの役割&運良く当たれば破壊のメリットも貰え、相手の盤面を返しやすくなります。
また、名称指定のターン1がついていない為、「ビッグレッド」や「ファイアウォール」を絡めれば1ターンに何度も破壊効果を使うことも可能なところも強みです。
ヒーローを相手にした際などは特に必須で、無くて負ける試合も少なく無いはずです。
②「渓谷、デストルド」について
こちらは盆回しを採用する為の相方としての理由もありますが、一番大きな採用理由はメインギミックの展開パターンを補助してくれるところです。
ここでパターンは書くと長くなってしまうので今回は省いてしまいますが、「デストルドにアクセス」でき、「ジーニアスにアクセス」でき、その過程で「フィールド魔法が絡む」か「フィールド魔法を持って」いれば「相互3トライゲート+バグースカ+ファイアウォール×2+α」などの展開ができます。エクストラの選び方によってはエクストラリンクなども狙えますね。
また、「デストルド」が絡むと相手のうららなどの手札誘発を貫通して展開できることも多いです。
「ヘリックス」に「うらら」を当てられた後に「相互3トライゲート+ファイアウォール+α」の展開をした事も多く、葛西CSの決勝戦の動画がそのうち上がると思いますが、そちらの方ではまさにその場面が映っています。
③「ゴウフウ」について
あまり入っている人を見ないので採用理由を書いていきます。
まず、一番の強みは「ドロール」や、「さくら」などの誘発を相手が持っていてもそれらの誘発を打たれた上で展開できる場面が多く、裏目が「G」を打たれることぐらいで、「G」を打たれる場合は他の展開でも結局貰ってしまいます。
また、「G」は「ドロール」や、「さくら」と違って自分の「うらら」でケアできる為、他の誘発に比べてどうにかなることが多いです。
次に、後手の強さ
後手で「ゴウフウ」を使う際1枚で「ニンギルス」を作れるので、ほぼ確定で相手の妨害1個を踏んでくれます。
また、「ニンギルス」を作れるということは相手に送られた表にできない「盆回し」で送られたカードを墓地に送れたり、ヒーロー相手には1枚で「ダークロウ」を越えられるうえに対象を取らない為、「ダークロウ+マスク」で構えられていても「ダークロウ」を越えられます。
これらの対応範囲の広さから採用に至りました。
④エクストラカードの選び方について
今回調整段階でまず決めた事があります。それは「エクストラリンクをしない」です。
何故なら、エクストラリンクをしなくても「バグースカ+ファイアウォール×2+相互3トライゲート+α」などをすればほぼ負けません。
例えこの展開がもし、捲られるとしたら、ほぼ確実に全体除去が絡んでいます。
その場合、エクストラリンクはどちらにせよ意味が無いです。
つまり、エクストラリンクをしなくても展開ができれば勝てるし、エクストラリンクをしていても捲られる時は捲られるのでエクストラリンク自体に意味がありません。
なので、エクストラリンクのために使う「リンクリボー」2枚目などは採用していません。
そこで余ったエクストラの枠に後手で強い「ニンギルス」だったり特殊な使い方をする「デコード」を入れています。
⑤サイドカードについて
主にスパイラルミラー、ヒーローを見るカードのみを採用しています。
まず、初めに「闇デッキ」について紹介します。
スパイラルミラー、ヒーロー共に先攻時に「ガイザー」と一緒に入れます。
「闇デッキ」を入れるメリットとしてスパイラル、ヒーローの両デッキは基本的に魔法始動が多く、デッキの動きの要が魔法に寄っている為、発動さえできればそれだけで勝ちまでもっていけるカードというところです。
また、相手の「G」「さくら」「ドロール」などの誘発を打たれた際もコストとなる媒体さえ用意できればそこが勝ち筋になるところも採用の大きな理由です。
そして、この「闇デッキ」を発動する為のコストとして用意しているのが「デコード」とサイドの「ガイザー」です。
「デコード」はモンスターを3体+リンク先にモンスター1体を用意するだけで「闇デッキ」を発動できるようになります。ブログ内で紹介した「ゴウフウ」を使えば、+召喚できるモンスター1枚だけで媒体を用意できるので非常に優秀です。
次に「ガイザー」
こちらは先攻時「ニンギルス」を抜き「ガイザー」に変更します。
「ガイザー」を入れることによって、「デストルド」にアクセスできる状況+召喚できるモンスターだけで媒体を用意できるので「闇デッキ」をサイドに採用するなら必須レベルのカードだと思います。
次に「ツインツイスター、羽根箒」
こちらもスパイラルミラー、ヒーロー共に後手から入れます。
ヒーローには「群雄割拠」や「虚無空間」などの永続罠に対して解答を用意しておかないとそれだけで負けてしまう恐れがある為採用します。
スパイラルミラーでも後手で採用します。
理由としてまず、相手に先攻展開をされたら負けます。なので、自分が手札誘発で妨害している。または、相手が事故を起こす前提です。
そして、相手の動きが止まってくれれば勝機はありますが、そこでこちらも手札誘発ばかりを積み過ぎて相手の「神の通告」や「激流葬」をケアできなければ結局負けてしまいます。
その為、サイド後手札誘発ばかりを積むのではなく、罠を剥がすカードも必要だと思い採用に至りました。
・3 現環境、今後について
現環境はここ2週間の結果を見てわかるようにスパイラルがほぼ1強、次いでヒーローが少しいるような状況です。
なので、主にスパイラルミラーが非常に発生しやすいです。
スパイラルミラーに関しては正直自分で使うまでは本当に先攻ゲーのつまらないゲームだと思っていました。
確かに、手札が整っている相手に対して手札誘発が無かったら負けてしまうのはつまらないところです。
しかし、前期の恐竜ミラーより酷い内容ではないと個人的に思っています。
なぜなら、恐竜の引きのムラは酷いもので、誘発1枚なら簡単に貫通して先攻展開が成功して勝ってしまうような強ハンを握れることもあれば、逆に手札3枚を使って1枚の手札誘発に負けて何もできなくなってしまう
ようなつまらない試合が多かったからです。
しかし、スパイラルは恐竜と違い、初動の多さから引きのムラがそこまで酷くはありません。
そして、スパイラルが恐竜と違うところは「ドロール」や「さくら」などの妨害は貫通して展開することが非常に難しいところです。
なので、最低限「さくら」や「ドロール」などの手札誘発を持っていれば相手に先攻展開をされなくて済むという安心感があります。
先攻展開ができないゲームは基本的にグダリます。そうなると些細なプレイや、構築の特徴、相手との駆け引きなど面白い要素は多いと思います。
長くなりましたが、最後に今後について
スパイラルが出てまだ2週間
これからスパイラルを使い出す人達や、元々使っている人達の構築、プレイの変化などが楽しみです。
しかし、次の新弾は「10月のパック」です。気づいている人も多いと思いますが「10月のパック」に入っているのはとんでもないテーマが多いです…
なので、このスパイラル1強環境がいつまで続くかはわかりませんが、僕の主観ではなかなか楽しい環境だと思っているので存分に楽しみたいと思います!
最後まで長々とお付き合いしていただきありがとうございましたm(__)m
なにか質問などございましたTwitter
しの@Strike1105
までリプライをくれればお答えしますのでよろしくお願いします。